あの日以来、閲覧できなくなっていた公式に謝罪文が掲載されています。
JUNNOSUKE TAGUCHI(田口 淳之介) OFFICIAL SITE
今の時代って信じられないくらいSNSが普及してて…
今まで彼に何の興味もなかった人たちまで、過剰な報道で好奇の眼で好き勝手言ってるのはなんだかな~と思う。
ここまで謝らなくてもいいのにって、思ってしまう。
FC会員にあてたメールでも直筆の謝罪文が配信されてきました。
あの謝罪の姿は彼なりに苦悩して必死で考えた、最大限の方法だったんだね。
誰に向かって謝ってるんだろうか?って不思議な感覚で見ていたけれど…
何となく理解しました。
「薬物使用」って確かに法律を犯したということでは「犯罪」なのかもしれないけれど、ある一面では治療を必要とする病気だとも思っています。
その昔、学生だった頃に受け持った精神科の患者さんが「アルコール依存症」の方で…
その当時は「アルコール中毒」と言われてました。いわゆる”アル中”💦
アル中患者はウソつきが多いと言われて、再犯率が高くて何度も入退院するうちに家族からも見捨てられて…もう30年以上も昔のことだけど(-"-)
行き場がなくなった精神科の閉鎖病棟でこの人は人生を終えるのだと、実習指導の方に言われたことを今でも鮮明に思い出すのです。
薬物にしてもアルコールにしても、依存症の治療って難しい!としみじみ思ったものです。
今はそんな時代ではないと思うし治療の方法もずいぶん進歩したと思うけれど
薬物で芸能人の方が逮捕されるたびに「犯罪」の面ばかりがクローズアップされるのは片手落ちじゃないかとずっと思ってきました。
アメリカのような更生プログラムの充実こそお願いしたい。
「犯罪者」と言われてもやり直せる社会であってほしい。
”犯罪者のファン”なんて思ってないし…
今回のことでもたびたび目にした松本先生の記事。
「意志が弱いから依存症になったというよりは、むしろ我慢強い人が多いんです。
彼らが人に頼らないのにはわけがあるんです。多分、これまでの人生の経験の中で、人は信じられないとか、人は裏切るよなって経験をしてる。学術的なエビデンス(証拠)としてはっきり出ているのは、例えば女性なんかは、小さいときに性的な虐待を受けていたり、男の子なんかでも、アル中の父親からの暴力を受けてたりとか、多くの傷つき体験を持っている人たちが、薬物依存になるリスクが高いんです」
意志の問題じゃない。
人に頼れず、むしろ物(薬物)に頼ろうとしてしまうくらい傷ついた人。そういう人が薬物に依存する可能性が高くなる、と。
幼い時にご両親が離婚されて、引っ越しが多かったと語っていたよね。
昔から割と現実的でどこか冷めたところがあったように思う。
いつもニコニコ笑っていたのは寂しさの裏返しだったのかな?とも思う。
デビューした当時、人気絶頂のグループの中にあってどこか満たされない思いや孤独を感じていたんだろうか…とふと思ってしまった。
そんなときに頼ってしまったのがあの女性や彼女に関係した人達…そして大麻。
10年以上もの長い間「大麻」という秘密を共有した共依存の関係だったわけで、簡単に断ち切ることは難しいかもしれない。
もちろん別れてほしいと切望してるし別れることが再生の第一歩だと思う。
今は彼女の存在に変わって、彼をしっかり支えてくれる人が彼の周囲にいてくれることをただ祈るばかりです。
こんな時 ファンは無力だとつくづく思う…←ゴメン、今は元ファンになりましたが…💦
これからは静かに、遠くからそっと見守っていきます。
復帰は当分考えなくていいと思ってる。
その前に、一人の人として失った自信や誇りを取り戻してください。
貴方ならきっとできるよ!