あおの部屋

  ~時々林檎の独り言~

KAT-TUNというグループについて感じてきたこと~その①

KAT-TUNについて、少し思うところを書いてみたい。

 

ジャニーズなんて一生関係ない世界だとずっと思っていた。なのにそんな世界へ足を踏み入れたきっかけは亀梨くんだった。…そこんところの詳細は割愛。

ちょうど自分がhyphenの仲間入りしたのは5人体制になっていた2011年。

『CHAIN魂』が初めての参戦経験で、めっちゃ楽しかったことを覚えている。というか楽しかった思い出しかない。

自分の地元でもライブしてくれて、会場が比較的小さかったから、サブステージに立った上田くんの短パンから出た足の血管がライトに照らされて妙に美しく印象に残っている。手を差し伸べれば触れられそうな近さだった。テレビに映っている人たちが目の前にいる感動!

ムービング・ステージに乗って、こちらへ近付いてくるメンバーに心臓が破裂するかと思うくらいドキドキした。アイドルのライブってこんなにキラキラして夢の世界なんだと思った。

その後、東京ドームでは驚くことばかりだった。あのドームの空間に気球を飛ばし、それに乗ったメンバーが天井席までやって来たのだ、その演出の数々には驚くことばかりだった。東京ドームに浮かんだ大きな鎖のバルーンが印象的だった。

 

その頃は亀梨くんしか見ていなかった。双眼鏡でガン見してた。

正直、亀梨くん以外のメンバーは殆ど見ていなかった。亀梨くん以外の記憶が曖昧だ。

特に田口なんて全く印象にない(泣)その頃は変な戦場カメラマンみたいな帽子を被っていたり、モヒカン・ヘアだったりで全然イケてなかった田口淳之介…正直どうでもいいメンバーだった。今思うと信じられない。

 

「CHAIN魂」が終わった後の2012年は、多分自分のヲタ活の歴史の中でも最も輝かしく、充実した楽しい日々だった。自担は常にメディア露出していたし、雑誌への掲載も怒涛の如くで、亀の載っている雑誌は片っ端から買っていた。まさに雑誌祭りの状態だった。

雑誌の整理が下手な自分。そのまま積み上げた雑誌タワーがいよいよ部屋の半分近くを占領してしまった昨年末、ようやく思い切って亀関係の雑誌をすべて断捨離した。全く未練はなくなっていた。不思議な感慨だった。

思わずこれらの雑誌につぎ込んだ諭吉を数えてため息が出た…あの頃はそんなヲタ活が楽しかったのだ。 

今はよっぽどでないと雑誌は買わないようにしている。内容を吟味して、本当に必要なものだけ保存用に購入するようにしている。

 

亀梨くん主演の舞台「DREAM BOYS」も観劇した。

念願の帝国劇場も初めて入ることができた。人生初ドリボ、そして最後のドリボ。あまりの華やかさに圧倒された。…しかし、自分が想像していた舞台作品とは少し印象が違っていた。というか、ストーリーがちんぷんかんぷんで💦 ストーリー設定がにわかには受け入れられなかった。でもその後のショーがあまりにも素晴らしく、ストーリーなんて多少不自然でもどうでもいいと思った。これがジャニーズの舞台なんだろう、と思って納得した。大満足だった。

 

CMに出ている亀梨くんを捕獲することも楽しみだった。用もないのに家電量販店へ行き、パナソニックのフライアーを大量に持ち帰るあやしいBBAだった。飲み物は間違いなく「午後の紅茶」だった。

 

KAT-TUNにますますのめり込んでいき、6人時代のCDもDVDも全て買った。Amazonで中古がお安く出ていたので大量に大人買いさせていただいた。

そこで初めて聴いた赤西さんの歌声が入った6人のKAT-TUNの楽曲の数々に感動した。

6人時代のKAT-TUNは全く知らないけれど、彼らのデビュー当時がどれだけ凄かったのか、想像しただけでも凄いモンスター・グループだったのだろう。

なぜ赤西さんが脱退したのか…?疑問はあったが5人体制のKAT-TUNに満足していた。

しかし、赤西さんが抜けた5人の楽曲が多少パワーダウンしたことは否めなかった。

5には5の良さがある!そう思っていた。このグループは5人でまとまる!そう信じていた、あの当時は…

 

亀梨くん一人が圧倒的に目立つ活躍をする一方でグループとしての露出はさほどではない印象だった。

「CHAIN魂」の後、怒涛のシングル・リリースが来ると期待したがさほどではなく、2011年は4枚のリリースがあったものが2012年は「TO THE LIMIT」と「不滅のスクラム」の2曲だけだった。

グループとしても何となく事務所からは押されていない印象を持った。…あくまでも自分が感じた印象だ。

 

絶対マネたくなるTV」が終了した後「タメ旅」の前身ともいえる「世界一ダメな夜」の放送があったりで何となくお茶を濁していた感じはした。しかし、どれも深夜放送で長くは続かなかった。内容もイマイチ楽しめなかった気がする。

 

そして、その頃から、KAT-TUNというグループのアンバランスさが気になり始めた。

自担が目立つことは嬉しい。亀梨くんを追いかける日々は本当に幸せだった。

しかしある時から「亀梨和也と仲間たち」状態のこのグループの他のメンバーはどんな思いでいるんだろうか? 

 

何となく、他の4人のメンバーのことが気になり始めていた。

 

 

 

続く…