夏だというのに安定しないお天気が続いてます。梅雨明けしたっていうのに梅雨時より雨が降ってるし、晴れたらめちゃめちゃ熱いから雑草の成長が凄まじい💦
なんか日本列島・熱帯雨林化してそうな勢いでございます。畑の野菜たちが元気ないの。
例年だったら食べきれないくらいきゅうりが採れるのに既に枯れちゃった(泣)
そうこうするうちに24時間TVの放送も迫ってまいりました。メインメンバーの露出も怒涛の勢い。(両日ともお仕事なので多分殆ど見られないと思いますけど…)
ソロのお仕事発表もそれぞれにあって嬉しい限りです。特に上田くんドラマ発表は本当に良かった!
おめでとうございます。
先日の井上さんのツイ…
新しいことをするよりも、古い考え方から抜け出す方が断然難しい、と思う。
— Jun Inoue 井上 純 (@juninoue_) 2017年8月19日
俺が信じるのは、よく見もしないであれこれいう人達のためじゃなく、 何も言わなくても、何回も、何百回も見たり聴いたりしてくれる人達のためにモノを作ること。
この考え方で失敗したことは、今まで一度もない。
このツイを見てから、ずっといろんなことを考えています。
古い考えから抜け出すことって本当に難しいんだわ、特に田舎の本家・長男嫁してるとね。
新盆済ませてしみじみ思います。
で、話題をJTごとに変えて、以前から思っていたことを少し書いてみたいと思います…
JTが独立してから、前の事務所のファンだけやっていたら絶対知ることはなかった世界がどんどん開けてます。
インスタグラムのオフィシャル・ページやストーリーではプラベのJTの美しくも充実したお姿を愛でることができますし、ネットでのFC会員更新も超簡単だったし(あの小さな振り込め用紙に細かい文字で個人情報書くの苦手でした)
頻繁に更新されるFCマイページのお写真には日々癒され元気を貰っています。
ただ、その中で耳慣れないのがSpotify(スポティファイ)っていう音楽ストリーミングサービス。
2006年スウェーデン発祥、2008年サービス開始した音楽ストリーミングサービスで全世界ですでに1億人のユーザーを有しているそうです。そして日本では2016年11月からサービスが開始されています。
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既に世界では音楽はストリーミングで聴く時代なんだそうで、CDが未だに売れてるのは日本くらいなんだそうです💦
もうひとつの贔屓グループ(バンド)ONEOKROCK。
hyphenしながらワンオクファンもやってたから、インスタもSpotifyもスマチケもネット使ったあれこれもすでに経験済み。JTがソロになってようやくこっちの世界へ来てくれた~ってちょっと嬉しかった。
彼らはすでに音楽を売る方法としてのCDの限界を知ってて、古くからのしがらみにがんじがらめになってた日本の音楽業界を尻目に日本での配信以前の2012年からSpotifyでの配信を開始しています。
前回の”35XXV”ツアーでもはっきり言っちゃってましたよ「腐った日本の音楽業界を救いに来た救世主だ!」ってね。「お、遂に言っちゃったね~」って思ったけど、彼らの判断は間違っていなかったと思う。
そして、田口淳之介の楽曲もSpotifyで配信されております!
SpotifyJapanのインスタグラム内で質問募集中!ぜひ多くの質問をお寄せください。
ただ、未だに音楽を買うということは CDを買ってディスクを所持すること、と信じて疑わない(自分も含めて)人たちが圧倒的多数の日本においてはなかなかストリーミングサービスが浸透していかないのが現状のようです。
これだけスマホが浸透してるのにね…
自分もアプリ取ってるけど、音楽を聴く環境が自分で運転する通勤の車の中だけだから、使いこなせてないんです💦
そこで興味深いテキストを紹介。
このブログ、本当に長い‼💦
読破するのに凄い労力を要しますが、しかし内容が濃くって勉強になります。
全文読破できない方はこの中の
7、日本人アーティストの配信状況
だけでもいいので読んでみてください。
先日、海外のユニバーサル・ミュージック・グループが6期連続で売上/営業利益が拡大し、本年度のQ1も過去最高を記録するなど、業績の好調さが報じられた。その収益に大きく貢献しているのは音楽ストリーミングを中心としたデジタル系の定額サービスである。という1文も興味深い。
そして、日本の音楽ストリーミングの普及が進まないことの一端があの事務所によるネット文化拒絶の姿勢にあることも、さりげなく触れられています。
そして、こちらのテキストも…長いです💦
が、とても分かりやすい。
田中:たとえば、日本だとタワーレコードの福岡店で何枚売れたかとかって作家には把握できない。レーベルもそこまできちんとレポートしたりとかしてくれないわけですよ。だからこそ、さっきのクラブ・スヌーザーの話みたいに実は潜在的なファンが100人以上いた、でもそれをレーベルやCD量販店の都合でだいなしにしてた、みたいなことが普通に起こってしまう。でも、Spotifyはそれをサポートするシステムと用意がある。たとえば、ONE OK ROCKの音源はつい最近までは日本のSpotifyでは聴けなかったけど、海外では彼らが海外のレーベルと契約した時点ですぐに聴けるようになった。これは個々のテリトリーでどのタイミングで何が必要で、どうすることが収益性が高いのか、その判断の結果でしょ? だから、いま日本のアーティストが海外で活動したいと思ったら、海外向けのプレイリストにプロモーションすることが不可欠になってきた。これは間違いない。それはそれでまた厄介な新しいシステムが出来たってことでもあるんだけど、あとは作家側の問題なんです。それだけの可能性がこのシステムにはある。ようやくだと思うよ。
田中:俺がストリーミング・サービスに一番ネガティブだったのは、作家に対しての経済的な還元がないからクリエイティブな環境が損なわれるってことだったんだけど、経済的な還元がある程度担保されたうえで、それを戦略的に使ったら、これまでいろんなことを抑圧してきた業界のシステムを変革しうる可能性があるってことを作家たちが行動と作品で見せてくれたんだよね。本当に彼らは凄いと思う。でも、日本なんてホント旧来のシステムにがんじがらめでしょ? ライブハウスはバンドを食いものにするし、とりあえずフェスに出る資格にエントリーするためには同じ会社の雑誌に広告を出さないといけないとかってレーベルやバンドが頭悩ましてたり。で、その手の話も別に法規制されてるわけでもないし、抜け道だっていくらでもあるはずなんだけど、誰もがそのシステムを受け入れちゃってる。ジェイ・Zやカニエ・ウェスト、チャンス・ザ・ラッパーみたいにそうしたシステムの現状を公にして、それを具体的に変えていくアイデアがどこにも見当たらない。何よりもそれが問題なんだよね。今の日本のポップ・シーンが世界的に見てももっとも退屈なのはそうした旧来のシステムに誰もがしがみついてるところに原因があると言ってもいい。だからこそ、まずはCDだのCD量販店だのっていう泥舟にしがみついてるんじゃなくて、まず文化全体としてストリーミング・サービスを受け入れることからしか始まらないと思う。評論家的なアングルで言うと、ストリーミング・サービスの可能性って、そういうことかな。
(一部抜粋)
なかなか従来の考え方を変えるって難しいと思う。
やっぱりアーティストを支えるにはCDの売り上げが第一!って思う自分なんだけど、ONEOKROCKの活動を見ていると、世界は確実に変わってることを感じています。
それに、無料で音楽が聴き放題!ってシステムで作家やアーティストに利益が還元できるのか?っていうことが疑問だったんですけど、これらのテキストを読むと、かなりしっかりしたシステムであることが分かります。そして、アーティストにとっても新たな可能性が広がるシステムではないかと思うのです。
…しかし、その新たな可能性の芽を摘むのがやはりアノ事務所の基本姿勢なんでしょうね。音楽だけでなく、動画も含めてネットを拒否し続ける限り日本のエンターテインメント業界の発展は難しい。と思うわけです。暗黙のジャニーズルールってやつね。
これだけ日本を代表する大手芸能事務所に成長した以上、自社と自社タレントの利益だけを守るのではなく、日本のエンタメ業界全体の発展を考えていただきたい!と切に思うわけです。
5年後10年後には今とは全く違った世界が展開している事を期待したい。
あ、でもあの事務所のタレント育成システムは素晴らしいと今でも思ってます。
数々の舞台を積極的に公演し、先輩のバックで若手を経験させる。能力ある男性アイドルを育てることにかけては群を抜いた力を持っていると思う。
JTも、ONEOKROCKのtakaも、あの事務所で経験してきたことは彼らの土台になってると思し、彼らも実際にそう語っている。
ワンオクのライブなんか見てると随所に事務所時代に経験したことが生かされてるな~って(勝手に)思う場面がありました。
素晴らしい部分もたくさんあって、日本エンタメ産業を牽引してきた事務所なんですから、古い考えから少しづつ脱却して時代に合った芸能事務所に変化してほしい。
(超アナログっていうのも一つの特徴なんでしょうけど、そろそろ…ね💦)
と、(井上さんが言いたかったこととはズレてるかもしれないけど)以前から思っていたことを書いてみました。
いろんな考えの方もおられると思いますので、こんな考えも一つある。程度でスルーしてくださいませ。
井上さまをはじめ、JTの事務所が今後どんな戦略で攻めてくれるのか?!
新しい世界を魅せてくださることを期待しております。